紫仮面と虹色の砂時計

つれずれにつずります!

*サントリ-/CM/雁/*

月の夜、雁は木の枝を口にくわえて北国から渡って来る--
飛び疲れると、波間に枝を浮かべ、その上に止まって、羽を休めるという。
そうやって津軽の浜まで辿り着くと、いらなくなった枝を浜辺に落として
更に南の空へと、飛んで行く、日本で冬を過ごした、雁は--
早春の頃、再び津軽に戻って来て、自分の枝を拾って、北国へ去って行く、
後には、生きて帰れなかった、雁の数だけ、枝が残る。
浜の人達は、その枝を集めて、風呂を焚き、不運な雁達の供養をしたのだという。
哀れな 話しだなぁ   日本人て不思議だなぁ
 
ずいぶん--昔の/サントリ-ウィスキ-のCM
確か--私が中学生の頃のCMだったと思います!